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売買重要事項説明書の調べ方・書き方・説明の仕方

民法改正 重要事項説明

売買重要事項説明書の調べ方・書き方・説明の仕方

著者 津村 重行(エスクローツムラ 代表)
定価 25,000円(税込み)

改正民法施行後の不動産物件調査は、大きく様変わりしました。
①「契約の内容の合意の仕方」、②宅地もしくは建物の「品質・性能の特約の仕方」、③「人の死の心理的瑕疵の実務対策とは」などです。
改正への対応にあたり売買重要事項説明書の書き方の実務では、「調査及び説明方法」、「契約不適合になりやすい法令事項」、「未登記建物が存在する場合」、「代金交換差金以外に授受される金額の記載」、「特記事項の記載の仕方?」など。「記載間違いが多い重複4法令」、「契約書・重説作成事例」に注意しながら、仲介不動産会社としてトラブル予防のために重要事項の調べ方・書き方・説明の仕方を解説します。

民法改正に即した「売買重要事項説明書」に関するトラブル予防策と実務を解説しています。

Ⅰ.売買重要事項説明における改正民法対策とは
1.改正民法の“契約の内容”の合意の仕方?
2.宅地もしくは建物の“品質・性能”の特約の仕方?

Ⅱ.人の死の心理的瑕疵の実務対策とは
3.心理的瑕疵に該当する人の死とは?
4.死亡した場所の決め方とは?
5.人の死に対する宅建業者の調査説明義務とは?
6.人の死について説明を省ける個人情報とは?
7.自殺物件の主な判例とは?
8.殺人事件の場合の判例とは?
9.売買における人の死の売主の告知方法とは?
10. 賃貸借における人の死の貸主の告知方法とは?

Ⅲ 売買重要事項説明書の書き方の実務
11.改正民法に明記された”契約の内容の自由”とは?
12.具体性のない将来の瑕疵の可能性は瑕疵ではない?
13.「宅建業者が行う重要事項の調査および説明方法」とは何ですか?
14.契約不適合になりやすい法令事項とは?
15.敷地越境物の説明の仕方!
16.地積測量図と現況が相違している場合の記載の仕方?
17.未登記建物が存在する場合は、記載の仕方?
18.底地建物についてはどのように説明しますか?
19.建蔽率と容積率で計算結果を記載しない方が正確なとき?
20.42条2項道路の敷地後退距離と敷地後退面積の記載の仕方?
21.がけ斜面の建築規制の説明の仕方?
22.代金交換差金以外に授受される金額の記載の仕方?
23.特記事項の記載の仕方?
24.宅地建物取引士による売買重要事項説明書の記載説明の仕方?

Ⅳ.記載間違いが多い重複4法令
①宅地造成等規制法 ②土砂災害防止法
③津波法 ④水防法

Ⅴ.契約書・重説作成事例
26. 実際の書式での記載のしかた