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【民法改正対応】 宅建業者のための売買・仲介専門講座 [第2講] 『契約不適合(瑕疵担保)処理の理論編』

契約書 民法改正 不動産取引 契約不適合(瑕疵担保)

【民法改正対応】 宅建業者のための売買・仲介専門講座 [第2講] 『契約不適合(瑕疵担保)処理の理論編』

著者 立川 正雄(弁護士)
定価 25,000円(税込み)

日頃の不動産売買・仲介について、気を付けるべき点を見つけられるようにし、トラブル対処方法を全3回シリーズ解説します。
今回[第2講]では売買に関する民法改正で、非常に難解な契約不適合関連の契約条項(公簿実測売買・契約不適合責任・契約違反による解除・違約金条項)の意味と作り方、実務処理との関係を詳しく解説します。
受講生の方が、現在会社でお使いの売買契約書(非宅建業者売主・宅建業者売主)をお持ち下さい。
現在使用中の契約書の理解と修正のポイントがわかります。

不動産売買に関する民法改正で、非常に難解な契約不適合関連の契約条項(公簿実測売買・契約不適合責任・契約違反による解除・違約金条項)の意味と作り方、実務処理との関係を詳しく解説します。
<全3回シリーズ>
[第1講]【民法改正対応】 宅建業者のための売買・仲介専門講座
[第3講]『手付・通行・境界・測量・筆界特定のトラブル解決策』

第2講 契約不適合(瑕疵担保)処理の理論編

 第1章 契約不適合(瑕疵担保)改正総論
 ・契約不適合責任に変わったことで、影響を受ける売買契約書の契約条項とは?
 ・改正前の瑕疵担保の考え方
 ・契約不適合と瑕疵担保の考え方とはどのように違うのか?
 ・自殺物件と契約不適合責任(人の死の告知に関するガイドライン)

 第2章 契約不適合責任の権利行使の期間制限
 ・瑕疵担保とどこが違う? なぜ変更された?

 第3章 商法の目的物検査義務および適時通知義務
 ・商法の目的物検査義務は残るので、日常の業務で注意すべき特約とは?

 第4章 改正民法の契約不適合責任を変更する特約は有効か?
 ・契約不適合責任を全く負わないと言う特約は有効?
 ・売主が契約不適合責任を負うのは「引渡し後3ヶ月に限る」という特約は有効?

 第5章 知って告げざりし契約不適合(瑕疵)とは?
 ・契約条文にどのように入れるか?入れる実務上の意味?

 第6章 宅建業法40条(契約不適合特約制限)の改正
 ・契約条文にどのように入れるか?入れる実務上の意味?
 ・業者が売主だと、公簿売買・実測売買はできなくなる?
 ・公簿売買・実測売買と契約不適合の関係
 ・宅建業者売主の中古物件で、売主は、風呂場についている換気扇・給湯器・エアコン等についても2年間の契約不適合責任
  を負うか?
 ・築32年の中古マンションの売買で、引渡し後、買主が給湯器からお湯が出ないことを発見し、売主業者に契約不適合責任
  を追求をした。
  売主業者は新品の給湯器の分の補償をしなければならないのか?売主業者は修理が不能な場合、中古の給湯器に交換して
  契約不適合責任を履行できるか?
 ・業者が築50年の古家付き土地を売るときの処理方法

 第7章 品確法の適用がある場合
 ・改正民法で瑕疵が「契約不適合」に変わったのに、品確法では民法改正後も「瑕疵」が使われるのはなぜか?
 ・新築建売の売買契約書の契約不適合責任条項はどう作ればよいのか?

 第8章 履行確保法の特約
 ・新築建売の売買契約書の履行確保法の特約はどう作ればよいのか?